日本一のホスピタリティを持つ笑わない店主がいる「南千住の居酒屋O」
今週のお題「私の日本一」
はじめて、「今週のお題」にチャレンジしてみたいと思います。
南千住にある居酒屋Oは、日本一笑わない店主のいる居酒屋です。
ただ、それだけではありません。この店主が持つ、ホスピタリティ、
これもまた日本一だと思うのです。
日本一笑わないのに、日本一のホスピタリティーというと、
矛盾とも取れる表現になっちゃうんですが、これはそのまんま当てはまるんです。
日本一の笑わなさ
この店主、とにかく笑わないんです。年は70歳くらい(に見える)、声は低め。
正直、注文をすると、こちらの背筋が伸びる感じで、ほとんど笑ったところを
見たことはなく、ぶっきらぼうといえばぶっきらぼうに見えちゃいます。
なのに、日本一のホスピタリティー
笑わないのに、日本一のホスピタリティーを持っている、それがこの店です。
具体的には、酔っぱらっている客は入店拒否、携帯電話の音はマナーモード&
通話は必ず店の外で。見ていると面白いくらいに、これを守らない客には
徹底した態度を見せます。この迫力、すごいです。。。
私にはこれが素晴らしいサービスに思えます。というのも、
サービスとは全ての客に一方的に寄り添うことでは無いと思うからです。
そもそもお店というのは、店主が理想とする店があることが前提で、
それを良しとするお客さんがいるというのが最初の形のはずです。
その点、酔っぱらって人に迷惑をかけるような飲み方はNG、
お店の中では静かに酒を飲むとう店のコンセプトを、
良しとして来ているお客さんがいるわけです。
そのお客さんにとっては、酔っぱらって入店したり、携帯で話す客は
当然、迷惑な存在であって、それを徹底して排除しようというのは、
店主として、お客さんに対する最高のサービスだと思うのです。
居酒屋でムヒをもらうミラクル
理解してくれる客には、この店主、誰よりもサービス精神旺盛で、
私の妻が蚊にさされたことを確認するやいなや、
すぐにムヒを無言で持ってきてくれました。
居酒屋のサービスでムヒ、そんなこと絶対ないでしょう。
これこそ痒いところにまで手が届く上質のサービスではないでしょうか?
日本一のホスピタリティーを持つ&笑わない店主のいる、
居酒屋が南千住にあるんです!